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オアシス(花の吸水スポンジ)の選び方
オアシスとして売られているものにも、いろいろなメーカーの製品があって性能や値段に違いがあります。
通常は「オアシス」と呼ばれていますが、オアシスというのは商品名です。
アメリカ生まれの吸水性スポンジが、日本に入ってきた頃のトップメーカー(スミザーズオアシス社)の名前がそのまま通称になっています。
吸水性スポンジの性能
吸水性スポンジを選ぶときにポイントがいくつかあります。
私が使ったことがある「オアシス」と「アクアフォーム」について使用した感覚を比べてみます。
メーカーによって違いがあるので参考にしてください。
(あくまで私が、仕事の現場で使っている感覚であって、確かな数値的なデータではありませんが…)
吸水性スポンジを選ぶときにポイントがいくつかあります。
私が使ったことがある「オアシス」と「アクアフォーム」について使用した感覚を比べてみます。
メーカーによって違いがあるので参考にしてください。
(あくまで私が、仕事の現場で使っている感覚であって、確かな数値的なデータではありませんが…)
吸水時間とはスポンジが水を給水するのに必要な時間です。仕事でたくさん使うときは、かなり重要なポイントです。
この点はアクアフォームのほうが優っているようです。
吸水量はスポンジが含むことができる水の量です。これは、直接花持ちに関わるので大切なポイントです。
吸水の終わったスポンジを手で持ってみれば重さの違いで実感できます。
以前はオアシス社製の製品が群を抜いて優っていましたが、現在は国産の「アクアフォーム」も改良されて全く問題ないレベルだと思います。
保水性は乾きにくさのことです。
吸水性スポンジは水を含ませてから徐々に水分を失って乾いていきます。
これは、植物が吸い上げる量よりも表面から自然に蒸発する量のほうが多いくらいです。
保水性に関してはオアシスのほうが多少優れているように思います。
使う時に注意する点があります。
製品の特性上、一度失った水分は、もう一度水につけて給水しようとしても戻りません。
つまり、乾いてしまったスポンジは使えなくなてしまいますから気を付けてください。必要な量だけカットして水に浸けるのがいいでしょう。
スポンジの硬さも重要です。
硬さによって花を挿したときの感覚が全く違います。
これには慣れもあるかと思いますが、硬くて太い花材を使うのか、草花のような繊細な花材を使うのかにもよると思います。
私の感覚だと、オアシスのほうが硬めの印象です。
オアシスだけを使い慣れているとアクアフォームは少し柔らかめで頼りない感じがするかもしれません。
しかし、アクアフォームで作った製品が壊れてしまった経験はありませんので大丈夫かと思います。
私がお勧めするのは「アクアフォーム」です。
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アクアフォームは上記の性能も充分満足できるものです。また、購入先にもよりますが通常はオアシスよりも値段も安めです。
唯一の国産メーカーなので販売しているショップも多いようです。
最近のアクアフォームは環境問題を重視した製品にバージョンアップしています。燃やしてもダイオキシンの発生しない素材選びやフロンガスを使わない生産工程などです。(ゴミの処理については、自治体によって不燃物扱いになっていますから確認して下さい…)
また、新しいアクアフォームは天然由来成分の導入によって花持ちがアップしているようです。
以前の製品はスポンジに挿してある部分の茎は茶色く変色していることがありましたが、最近では少なくなっているようです。