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オアシスの使い方
フラワーアレンジメントを作るときに、一般的なのはオアシス(吸水スポンジ)に花を挿す方法でしょう。自由に花材をとめられるので初心者のかたでも簡単にフラワーアレンジメントが楽しめます。
そんなオアシスの使い方ですが、花を挿す前に準備する手順や注意する点がいくつかありますのでまとめてみました。
オアシスを使って、お花をアレンジメントする時の手順、注意点
最初にオアシスを器のサイズに合わせてカットします。器の直径に合わせて少し大きめにカットしましょう。
切る為の専用の道具(オアシスナイフ)などもありますが、特別な道具でなくても大丈夫です。
オアシスはスポンジとはいいますが、柔らかいものなので刃が付いていなくてもカットすることが出来ます。プラスチックの下敷きなどでも充分にカットすることが出来ます。
カットしてから水につけるのには理由があります。
オアシスは乾いてしまうと水を吸うことが出来ません。つまり、一度湿らせてしまうと、保管するためには、水の中に入れて置かなければいけないのです。
必要な大きさにカットしたオアシスに水を吸わせます。
適当な容器を用意します。オアシスが完全に沈むだけの深さの水が必要です。
水面に浮かべて自然に沈むのを待ちます。時間は数分もかかりません。オアシス全体が完全に水の中に沈んだら吸水完了です。
無理に沈ませたり、オアシスの上から水をかけたりするのはNGです。
オアシスの内部が乾いたままになってしまいます。
表面が湿ってしまうと空気の逃げ場がなくなってしまい、内部まで給水されません。
吸水したオアシスを器にセットします。
水の漏れない、陶器やプラスチックのコンポートの器には直接セットしてOKです。
保水性のない籠などの器にセットするときは、セロファンなどを器に敷いてからオアシスをセットしてください。
器の大きさにもよりますが、器の表面から2〜3センチセンチほど出るくらいの高さにセットするのががいいかと思います。
器にセットしたオアシスがガタガタ動かないくらいが理想です。
少し大きめにカットしてあれば、少し力を加えて押しこむくらいが丁度いいです。
もし、オアシスが小さすぎたときは、器との隙間をあまったオアシスなどで埋めてしまえばOKです。
さて、いよいよ花を挿してアレンジメントを作りましょう。
ところで、オアシスにはどの程度挿せばいいのでしょうか。
何センチ挿すとか決まっていればいいのですが、そういう決まりはありません。
なるべく深く挿さっているほうがいいのですが、挿す花の種類にもよりますし、作品全体の大きさにもよって違ってくるので一概には言えません。
目安としては、数ミリということは少なくて、ほとんどは数センチ単位で挿すことが多いと思います。セットしたオアシスのサイズの3分の1から2分の1位でしょうか。
逆さまにしても花が落ちない程度に挿すのが理想です。
挿し方が浅すぎるとアレンジメントの形が壊れてしまいますし、茎がグラグラしていると切り口に水が当たらずに花持ちが悪くなってしまいます。
動画で確認して下さい
YouTubeに参考になる動画がありましたのでどうぞ!